●ニュースNo258(2001年11月1日発行)◎法と心理学会第2回大会開かれる□大井町ビラまき報告 |
□法と心理学会第2回大会開かれる富山再審弁護団と鑑定人が報告 10月20日、21日、「法と心理学会」第二回大会が、東京・一橋記念講堂で開かれ、昨年の第1回大会に続き、今回も富山再審弁護団や鑑定人による富山再審の報告がなされました。 小原弁護士は、今回の報告の目的を「弁護人としての具体的事件の経験を通して、目撃証言に関する心理学上の知識を裁判実務に活用するための方策を考察する」として、富山事件の弁護を通して心理学に接近していった経過、そこでの成果、今後の課題等について発表しました。 小原弁護士の報告の後、鑑定人のK教授とH教授の発表が行われました。 |
桜井善作さんが発行する 『野火』に載りました木下信男先生が書かれた「裁判官の犯罪『冤罪』」の出版記念パーティに参加した時のこと、「無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さん を救う会」の門間さんたち手作りのご馳走を、あれもこれもと夢中になって口に運んでいたうり美さんと私の所に、桜井善作さんが近寄ってきた。思わず箸を止 めた二人に、桜井さんは「今度、ゆっくり二人の話を聞いて、『野火』に載せようかと思うんだけど、どう?」と聞いてきた。 小金井市にある桜井さんのお宅におじゃました10月8日は、朝から雨の降り続く肌寒い一日だった。そして、その日の未明から、アメリカによるアフガニスタンへの攻撃が始まっていた。 インタビューが終わり、録音用のテープレコーダーがしまわれ、お菓子を頂きながらの雑談になった時、「で、どうして私たちから話を聞こうと思ったんですか」と、私たちが一番聞きたかったことを桜井さんに質問した。桜井さんが言われたのは次のようなことだった。 先日、9・11の後、仕事で海外に行く息子から「僕に何があっても、間違っても『無関係な人間を巻き込んで』なんて言わないでよね」と言われた。僕も息子に「good luck 」としか言わない。 富山事件を『野火』で取り上げて頂いたこともうれしかったが、それ以上に桜井さんといろいろお話できたことがうれしかった一日でした。 (山村) 『野火』の申し込みは、桜井善作さんまで ▼住所 ▼振替口座 ▼購読料 1部 300円、半年 1700円、1年 3400円 |
▼今回の大井町での署名集めは、亀さんの「5名」のみ。 ▼その「八海事件五十周年・東京集会」のビラをお送りした読者の方から、次のような手紙と3000円のカンパが寄せられました。ありがとうございました。 「明日のための第18歩目。季節は秋です。夜はけっこう冷えるので鍋物にしてもよいかも。力がでますから。果物がおいしいからビタミン補給もできます」というお便りとともに2000円頂きました。ありがとうございました。 |
9月の大井町での署名集めの成果は、 「明日のための第十八歩目(だったよね)。 |